前回からの続き
元請けに電話しました。
私『今日も水撒き、相変わらずやってませんよ。
養生もしてませんが。
どうせ水撒きしろって言っても、業者はやる気無いんですよね?
言われたその日だけやれば良い程度の認識なんですよね?
御社のガバナンス、どうなってるんですか?
現状、いつまでの計画なんですか?
工事看板ももう何も無いので全く分かりません。
もうどうせ言ってもやらないと思うので、さっさと終わらせて下さい。
コンクリート片だって車にたくさん飛んできてますよ。
最近、家族みんな咳き込んでて体調不良が続いてます。』
元請け『申し訳ありません。
予定では今週中に終わります。
引き継ぎ指示しておきます。
本当に申し訳ありません。』
私『ところで、境界線のブロックが破損した件、下請け業者から連絡入りましたか?』
元請け『実は、昨日たまたま草刈りに行っていた地主さんから報告が来ました。』
私『まぁ連絡してないだろうとは思ってました。
我が家のものでは無いのでブロックに関しては地主さんと話し合って貰えれば良いんじゃ無いですか?
ただ、しっかり直さないと我が家の土が崩れていって、色々な問題が出そうなので、確認だけは責任持ってやって下さいね。』
元請け『分かりました。』
と電話を切ると、インターホンが鳴る。
ブロックを直す業者らしい。
業者『はじめまして。境界のブロックを直すよう指示を受けたので直しに来ました。
境界線のところなので、直す際に敷地内に入らせてもらえませんか?』
私『構いませんよ。
出たゴミの処理を最後にしっかりやってもらえれば。』
??…ちょっと待て!!
たまたまその日は私が振休で在宅だったけど、そうじゃなかったら今日は誰も居なかったし、もうすでにモルタルはネリネリしてたし、不在だったら勝手に敷地に入ってやってたよね?インターホンで呼ばれた時には既にフェンス取ってあったやん?
と、色々モヤモヤしましたが、もう早く終わって欲しいのでハイハイとしました。
翌朝、ブロックを見てみると、なんか我が家の土地側に曲がってる…
まぁ登記上は区切られてるし、問題無いとは思うけど、念の為元請けには伝えておこう。
その夜、元請けから電話がありました。
元請け『この度は申し訳ありませんでした。
ブロックなども確認しておきました。』
ホコリが凄い事も、コンクリート片も、解体ゴミが凄かった事も、父親から沢山言われ、実際にそれを見せられたそうです。
私『無事に終わった事に、正直かなりホッとしています。
隣人の私が言ってはアレですが、元請けや現場責任者の指示を聞かない、言われた事はその日だけ、何かあれば誤魔化す、そんな業者は沢山あると思いますが、有事の際には私は御社に責任を問うしかなくなります。
私だって言いたくて言ってるわけではないんです。
ハインリッヒの法則って知ってますか?
事故が起きてからでは遅いんです…』
その土地は過去に何度も解体をやりましたが、ここまで酷いことは初めてでした。
元請け会社もかなり手を焼いたそうで、今後その業者を使うかを本部を含めて業者としっかり話し合っていくそうです。
何かあれば、自分達の身を守るのは自分達しか居ません。
解体業者を悪く言うつもりはありませんが、災害が起きてから責任者や連絡先を確認してては遅い事例も実際にあるので、最悪の時に備えて色々と事前に確認しておくのは大切な事だと思います。
しかし、家の外壁や、車などに何もなくて本当に良かった…