ヘーベルハウスで家建て替えました

2017年にヘーベルハウスで家を契約。マイホームの事の備忘録と、太陽光発電の事、趣味の事と、その他のことを。

なぜヘーベルハウス?


我々は無知だったがために、自分たちは木造のお家を作るものだと思い込んでスタートしていました。

と言うか、戸建てって普通木造じゃないの?くらいの認識…

 


しかし、色んなハウスメーカーと話しを聞くうちに、夫婦で鉄骨のお家に興味津々!


それ以降、あらゆる可能性を排除しないという方向性を固めました。

 

地震に強いのは当然ながら、欲を言えば数回デカい地震が来ても住み続けられる家が理想。

 


主要幹線道路と線路が近い、飲食店が横にあるとの理由で、外部の音が聞こえにくい家がいい。

 

二世帯になる事で、家の中の音問題が懸念される。
子どもが走り回ったり、ギャン泣きしても響きにくい家がいい。

 

外壁はタイルか、コンクリートがいい。

 

ってな考えが固まり始めました。

 


じゃ、何が良かった?

 

  •  フレームがt:3.2mmの角パイプ(鉄骨在来工法はt:2.6mmのC鋼が多い)、制震構造が標準装備、基礎の鉄筋がゴツい奴を採用(ゴツい鉄鋼のところも増えてるそうですが)、アンカーが抜けにくいやつ、柱に対してアンカーの本数含め、災害には強いと思う。

今はどこも地震には強いと思うけど、制震構造がオプションって言われると我々はなんか萎える…

 

  • 耐震の筋交いが不要、制震構造のみで成り立っている。

筋交いは大きな地震で伸びます。
と言うか、筋交いが伸びて揺れに耐える。
だから交換、修理が必要。

 

  • 床の音がかなり響きにくい。

まぁ昔に比べ、他社も響きにくいんでしょうけど、ヘーベルハウスさんは違いが凄く分かりやすかった。

 

  • 繊維系断熱材じゃない。なのに割と音を吸収する。

繊維系断熱材は音をよく吸収してくれますが、しっかりと施工してないと、湿気の心配、中身だけがタレてくる心配があります。

 

  • 大きな地震で揺れても、ALCコンクリート同士も動く。

割れて落下する可能性が少なそう。

 

  • 外観が結構好き。

流行りの見た目でもないが、飽きは来なさそう。多分…

 

  • 私の住む県では、ヘーベルハウスさんの一次下請けは一社のみ。

一社のみだと、着工時期が負荷によって左右されますが、品質は安定し易い、ハウスメーカーが下請けを管理し易いわけです!

下請けや孫請けが多いほど、品質は安定しにくく、ハウスメーカーの教育、管理が行き届きにくくなります。

 

 

  • 柱の数が少なくて済むから、開放的な空間が可能、窓が大きく取れる。

外の騒音を気にしてる奴が、大きい窓がイイとか言うなって話はナシでお願いします…( ̄∀ ̄)

 

 

 

  • 営業さんとの相性がとても良かった。

痒いところに手が届くような細かな対応、気配りがよく出来ていた。
カンがイイのか、1〜10まで話さなくても伝わる。←これ営業には大切!
話し方がとても上手く、引き込まれる。
経験も豊富で、話に説得力がメチャある。

 

などなど。


セキスイハイムさん、トヨタホームさんは工場生産なので、更にゴツいフレームで溶接構造ですが、ハイムさんのタイルが見た目あまり好きではない…


トヨタホームさんはなぜかあまり興味が出ず…

まぁ全館空調に興味が湧かなかったし、外壁はタイルかコンクリートが良かったしね!

 

 

備考:

鋼材は、丸パイプ角パイプC鋼H鋼の順で強いのです。

 

確かにヘーベルハウスの弱みも調べました。

 

 

  • ALCコンクリート自体は水を通してしまうので、防水塗装が必須。

→サイティングよりは長持ちする計算。

 

  • 寒冷地では弱い。もし水が染み込んで凍ると、ALCコンクリートが割れる【凍害】がある。

→我が家はそこまで寒冷地じゃない。

 

  • 防水塗装がひび割れたり剥がれると、水が染み込む恐れ。

→それでもALCがいいと思っちゃったから仕方がない。

サイディングは反ったりつなぎ目コーキングが劣化すると同じです。

タイルはやっぱ割れの恐れも…

 

  • 第3種換気システムのため、吸気口が必要。

→吸気口から音が進入。

第1種換気システムだと、壊れた時の出費が怖い。

 

  • フレームが工場生産尺モジュールで、中途半端な寸法には出来ない。

→土地の広さに縛りがないので、我が家にはほぼ関係ない。

 

  • 発泡系断熱材は縮む(萎む)恐れがある。

繊維系断熱材の不安要素の方が心配だった。

 

  • 鉄骨は木造に比べ、熱伝導率が高いから、夏は暑く、冬冷えやすい傾向。

→そんなもん仕方がない。

 

などですかね。

 

それでも我々夫婦には良かった点の方が遥かに上回ったから、選んだわけです。

 

学校の成績で表すと、相対評価でオール5のハウスメーカーなんて存在しません。

 

長所もあれば短所もある。

他社より優れている点があれば、他社の方が優れている点もある。

 

自分たちが拘りたい点に優先順位を付けて、各ハウスメーカーさんの特徴に重ねていくと絞りやすいですね。